安全な家づくり

皆さんこんにちは。
住宅アドバイザーの茂木です。

新型コロナウイルスの影響により、人々の生活はだいぶ変わりました。
自宅に居ながらテレワークで仕事をしたり、オンラインショップで様々な物を自宅から購入したりすることが出来ます。生活様式の変化でご自宅で過ごされる事が増えたのではないでしょうか?

『おうち時間』が増えた分、家づくりの際にワークスペースの確保や、家族で過ごす広いリビング、素敵なお庭づくりなど快適に過ごせる家づくりが人気です。しかし、おうち時間が多い中で重要なのは、快適性だけではありません。快適に過ごすためにも安全に暮らせる家が重要になります。

日本はとても地震が多い国です。
そのため地震対策は家づくりに絶対に欠かせない要素の一つです。おうち時間が増えたことで、今後人々が多くの時間を過ごすご自宅の安全性はより重視されるでしょう。『家の無事』『生活の支障がないこと』はもちろんですが、なにより『家族の命』を守ってもらえる事が安全な家の条件となるでしょう。

地震対策には主に3つのポイントがあります。
【耐震】・【免震】・【制震】の3つの地震対策の技術です。

【耐震】・・・地震の揺れに耐える
建物が地震に耐えられる事を目的としており、筋交い、耐震壁等を配置して頑丈な建物を作り、地震により建物が倒壊するのを防ぐもの。

【免震】・・・地震の揺れを伝えない
基礎の上などに免震装置を設置して、地盤の揺れに建物が影響を受けないようにするもの。

【制震】・・・地震の揺れを吸収する
地震を制御することを目的とし、建物内部に重りやダンパーなどの制震材を設置し、地震の揺れを熱エネルギーに変えて吸収し、建物の揺れを最小限にするもの。

このように建物の工法を確認することはとても大切なことです。
今後、新築を建てる際やリフォームの時にはこれらの知識を持ったうえで、より安全で快適なおうち時間を目指していただければと思います。