漆喰(しっくい)

漆喰は環境に優しい素材でありながら、殺菌作用を発揮します。

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漆喰の効果


01.抗菌作用

日本の気候では木や土壁を使用すると、カビが生えるケースもあるのですが、漆喰は強アルカリ性の性質で殺菌作用があり、カビが生えずらいのです。漆喰は、厳密に言うと石灰で、成分は炭酸カルシウムで、水を加えることで発熱・膨張しCO2を吸収するはたらきや、カビや細菌の発生・増殖を抑える効果、ホルムアルデヒドを分解する力を備えています。

02.ホコリを吸い寄せない

ビニールクロスとは違い、静電気を帯電しない性質なのでホコリを吸い寄せたりすることがありません。そのおかげで、掃除機などのホコリの吹き上げを寄せ付けず、室内を清潔に保つことにつながります。

03.手入れがしやすい

ちょっとした汚れや落書きなどは、消しゴムで消したり、カッターで削ったりすると、すぐに消せます。全体的に汚れてくれば、漆喰をローラーで薄く延ばせばご自身でも手入れすることができます。


殺菌作用をしっかり備えながらも、地球にやさしい漆喰。廃棄するときも環境を汚すことはありません。
なぜなら、成分は水酸化カルシウムと炭酸カルシウムが主成分だからです。つまり、漆喰は土壌に返る素材なのです。

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